AX

哲学詩・最新作(2025年6月6日以降)

2025-10-29

命で死と向き合う

生を考える
それは 死を考えること

死を考える
それは 生を考えること

地球上の如何なる人間であっても
永遠に生きることは不可能

より良く生きる
それは より良く死を迎えるということ

今 自分の死について
しっかりと考え
自分の命で哲学してみよう

将来 いつの日か
必ず到来する死

今現在の自分の命で
やがて到来する自分の死と向き合おう

向き合うことにより
現在 そして これからの”生の質”が劇的に変わる

今こそ 勇気を出して
自分の死と向き合ってみよう

想像してみよう

自分を”雑草”と思えば
勇気はいらないということを

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Life and time

How do you feel that “Life is time, conversely, time is life?
Do you deeply feel something essential in it?

Listen to me now
There is no difference between the two,
life and time

Human beings are privileged to think “the quality of life” and “the quality of time”

You were born here on earth in the solar system in one of the galaxies in the universe as an infinitesimal being
It is like a miracle to be here as a matter of reality

Life is given to you
And time is given to you
It is the reason why you are here

There is the meaning of your existence
Inherent reason was given to you in order to grasp this essential matter

Philosophize your existence
If you do so,
The answer regarding the meaning of your life is given to you

Live well accordig to the answer received

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

The meaning of failure in human history

There is no end for thinking for human life
You are required to continue thinking for the rest of your life

Essentially speaking, to live is to think
Conversely, to think shall be interpreted as to live

You received reason inherently
This means that you are privileged to think and philosophize necessary matters as a rational existent

Most of the progress in the history of humankind has been built on the basis of failure rather than success

You think first
Then, you try second
But, “no one can do anything ‘perfectly’ on earth”

Strictly speaking, most of them you tried can be interpreted as failure
Such failure in this sense can be the basis of success in the future

Philosophize this essential matter
And do not fear anything you wish to try

It is absolutely meaningful,
If you do something concrete for the sake of the progress of humankind

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

形而上学における”天井の意味”

人はたいてい 様相を見るが
様相が示す”真実”と”本質”を見ない

認識
それは 上に見える天井の鏡

悟り
それは 下に見える天井の鏡

地域的存在者
彼は 天井を見上げる存在者

理性的存在者
彼は 天井を見下ろす存在者

形而上学における天井の意味は 様相の”枠”と”境界”

理性的存在者は
枠の外から その“枠”を静かに見据え 悟る

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

人の道は茨の道

茨の道
この道は 賢者にとって必要不可欠な道

生きることは難しい
これは 当り前と言えば当り前の真実
だが 人は 時として このことを忘れる

茨とは “とげ”や“はり”を指す
茨の道とは 困難な道・苦難の道

生きるということ
そして “より良く生きる”ということは 決して簡単ではない

このことは 賢者にとっては 実に当たり前の真実
だが 実際のところ
賢者ではない人間においても まったく同じ真実

この世に “とげ”や“はり”を経験しない人生はない
故に 人の道は 茨の道そのもの

だからこそ 強くなれ

正しい方法で強くなれば
正しくしっかりと前に進める

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

自然の理法

10代、20代とき
人は 興味本位で何でもやりたがる

30代になると
人は 自分なりの経験則を得る

その経験則は
何かを習得するには しっかりと的を絞り
それを徹底的にやっていくという経験則

40代になると
30代で得た経験則よりも
”さらに高いステージの経験則”を得る

その経験則とは
的を絞って 毎日それを徹底的にやり続けても
”習得することは決して簡単ではない”という経験則

では 50代になると
人は 的を絞ることに関して如何なる捉え方をするようになるのか

50代と一言で言っても 人は様々
人は様々だが これを二種に分けてみよう

一種は 日々 単に生きる人
もう一種は 日々 自分で決めたことを命をはって行う人

この世の中
命をはって生きる人はいる

人は 長年 命をはって生き続けると
次第に ”命で生きる”ようになる

命をはることにとどまらず
”命で”生きてみよう

命で 自分が習得したいものをやっていくと
それが少しずつ 自分の一部となり
やがて 自分自身が その化身になっていく

化身になれば 理想が”現実”になる
この現実は まさに自然の理法

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最も高貴なる輝き

輝きたい
輝きたいならば やるしかない

輝きたい
輝きたいならば 燃えるしかない

輝きたいのか
さらに輝きたいのか
それとも これまでの人生の中で一番輝きたいのか

今現在 人生の中で一番輝きたいのならば
迷わず無心になろう

計算することなく 戦略を立てることなく
無心でやってみよう

欲を捨て
無心になる

無欲・無心で燃え続けるならば
最高の輝きとなる

無欲・無心で燃える
この境地のみが
人生における最高の輝きを生み出す

無欲・無心で生き続け 燃え続ける
この境地のみが
人生における最も高貴なる輝きを生み出す

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

悪は 最初からしないほうがよい

人はしばしば 平気で悪いことをする
悪いことをするその時は 何の迷いもない

だが 次の日
そして その次の日という如く
人は 次第に自分がした不道徳について思い出す

やがて一ヶ月が経ち
そしてまた一ヶ月が経つ

その後も 半年そして一年と
じわりじわりと 自分が行った不道徳について後悔する

善と悪
人は 悪を悪と知りながら
それを行ってしまう存在者

善と悪は紙一重なのか
いや そうではない

善は善
悪は悪

悪は 最初からしないほうがよい

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

伝える技

言う
言わない

言うのは難しい
言わないのは簡単

伝える
伝えない

伝えるのは難しい
伝えないのは簡単

だが 相手によっては
言うと 伝えたいことが伝わらないことがある

相手によっては 時として
言うべきことを言わないほうが しっかりと伝わることがある

言わないで伝える
これを行うには 技が必要

この技は 単なる技ではない
この技は 多様な人生経験を通して磨かれる加減

本質を言えば
加減は技ではない

加減
それは理性的判断そのもの

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

覚悟を決めて経験する

朝起きたとき
その日に経験するであろうすべてのことを想像してみよう

想像すること
それは いったいどのようなことか

それは
朝 家で経験するであろうこと
家を出た後 目的地までの移動中に経験するであろうこと
目的地で経験するであろうすべてのこと
家までの帰り道に経験するであろうこと
家に戻った後 家で経験するであろうこと
寝ている間に経験するであろうことなど まさにすべてだ

毎日 朝一番で
それらすべての経験をする前に
心の中で”覚悟”を決めよう

来る日も来る日も
毎日 覚悟を決めて
それらすべてを経験してみよう

毎日 覚悟を決めて それらすべてを経験すると
劇的に 一つひとつの”経験の質”が上がる

経験の質
その質は まさに 覚悟があるか否かで変わる

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

体力と気力

人はたいてい 体力があれば
必要なことは何でもできると考える

では 体力がないときはどうしたらよいか

人は 時として
体力がないときは 気力でできると考える

自分の身体が動かないとき
自分の心の中に 計り知れない気力があれば 身体は動く

体力と気力
世間では 体力よりも気力が大切だと捉える人が多い
しかし 場合によっては
気力があっても 身体が動かないこともある

体力と気力
気力は体力に勝る

体力と気力
気力は 地域性から脱し 体力を超越する力

体力は 身体の力
気力は 心と精神の力

心の中に使命感を持とう
そして 精神の中にも使命感を持とう

なぜならば 使命感のある人が行う行為ほど
力強く 美しいものはないから

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

平凡と非凡

続けることの大切さ
凡人でも 一つのことを続けることの大切さを知っている

三日坊主の無意味
凡人でも 三日坊主の無意味を知っている

飽きっぽい人の愚かさ
凡人でも 飽きっぽい人の愚かさを知っている

この世に 生まれながら何かを備えている人はいない
では 何かを備えている人は いったいどうしてそれを備えているのか

答えは簡単だ
備えているのではなく 習得したのだ

では 習得するには どうしたらよいのか

習得するには
毎日習い 毎日自分の命に入れていくのみ

毎日習い 毎日自分の命に入れる
この経験は 習得する上での基本中の基本
しかし 毎日これを実行できる人は相当少ない

少しだけ考えてみよう
生まれたとき 何かを備えている人はいない

何かを備えるには
備えるまで続けるのみ

生まれたときから 一流の人はいない
一流になるには 一流になるまで続けるのみ
それ以外に方法はない

道の途中で止める
これこそ凡人の常

平凡と非凡
両者の違いは 決意したことを続けるか否かで決まる

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

生の意味

死について考える毎日を過ごすと
今現在の生の質が高まる

生ばかりについて考える毎日を過ごすと
将来において必ず到来する死について盲目になる

人生は 大きく分けると二つのみ
その二つとは 生と死

生は 生きること
死は 死ぬこと

毎日 自分自身が死を迎えるその日と向き合いながら生きてみよう

毎日 一秒一秒を刻みながら 真正面から自分自身の死と向き合い続けるならば
少しずつ 生の意味がわかってくる

生の意味
生の意味は 生の中にある

死の意味
死の意味も 実のところ 生の中にある

生の中に ”光り輝く生”を生み出そう
なぜならば その光り輝く生こそが
この地球上で唯一無二の生となるから

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

事は匙加減で変わる

薬剤の調合
それは 薬の知識だけで行うものではない

匙(さじ)加減
それは 表面的な知識の量とは異なるもの

匙加減
それは 単なる理解とは異なるもの

分量
それは 単なる量を意味するものではない

分量の加減
それは 経験を積み重ねた者だけができること

人は常に 押すことに注目する
だが 時として 押してばかりいると事がうまくいかない

知恵ある者は
押すことの威力だけでなく
引くことの威力も知っている

では 引いても駄目なら どうしたらよいか
匙加減の深遠さは このときに頭角を現す

匙加減
それは 理性としての判断

匙加減
それは 理性としての行い

知恵ある者は 立場の弱い者に対して手加減する
しかも 知恵ある者は 相手に気づかれないように手加減する

この種の手加減には
その者の”経験”と”理性”がたっぷりと染み込んでいる

加減
それは 理性の権化

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

To be incapacitated or not

Everyone faces a decisive bifurcation between the two

Those are the two,
“To be incapacitated” and “not to be incapacitated”

People in general easily say that “Let’s proceed to the next question”
It seems that the question those are facing is easy to treat and solve

Strictly speaking, there is nothing which can be done easily in this world
It is impossible to slide over a question

Everyone wishes to be somebody strong
But he will have a day to lose momentum

No one wishes to have a vexatious matter
But it is impossible to avoid it in his life

Live well through experiencing various maters
Live well through vicissitudes of life

Not to be incapacitated,
Adversity is indispensable for everyone

Not to be incapacitated,
It is fundamental for everyone to live well

Live well as a human who received intellect
Philosophize the reason, “why it was given to him”

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Live well no matter what

Are you spending your time vexedly every day?

Time given to you doesn’t make sense at all,
If you don’t know how to use it carefully

Imagine the fact you already know through your life experience
It is a natural thing for human beings to have daily warries and vexations

It doesn’t matter whether you take action by juvenile way of thinking or not
But it absolutely matters whether you take action according to righteousness or not

Live well according to righteousness
Live well as a person who sentiently possesses integrity in his heart

Live well “no matter what”
Live well at every moment no matter what

Imagine
Righteousness and integrity you possess go down to posterity here on earth

Live well no matter what

生井利幸事務所 〒104-0061 東京都中央区銀座3-14-2 第一はなぶさビル5F
Copyright© 2003-2025, Toshiyuki Namai All Rights Reserved.