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“aesthete”(唯美主義者、及び、審美眼を備える存在者)に内在する基礎的構成要素

2020-01-21

「美学・美意識」の基礎を構築する要素の一つに、「審美眼」(an eye for beauty)という特殊能力があります。美しい事物を捉えるには、まず第一に、その鑑賞者が「鋭敏なる美的感覚」を備えていることが大前提となります。

世の中に、美しいものを表現したい人は多いでしょう。では、その美しものを表現するには一体どうしたら良いのでしょうか。

美しいものを表現するには、その本人が、「美しい存在物」を「美しいもの」として鋭敏に捉え、その本人自身が、自分の個の中で「様々な美の境地」を”直接経験”、あるいは、”間接経験”することが必要です。

読者の皆さん、日々の生活の中で、自分なりに美しい経験を重ね、美を美として捉えるための「審美眼」を養いましょう。年月をかけて審美眼を養っていくと、日々、見過ごしてしまっていた相当数の美の境地について、次第に、それらを見過ごすことなく、繊細・詳細に、そして、鋭敏に、一つひとつの美の境地について「美しい存在物」として捉えられるようになります。

美を捉える上での一つの基礎的要素は、「時間の観念」についての認識・理解であると明言できます。皆さん、日々の生活の中で、「一秒の価値」について考えたことはありますか。自分の人生全体をつくっているのは、言うまでもなく、「毎日迎える一秒一秒」です。「一秒を迎える」という経験は、”鋭い感覚・感性”で美を捉える上で極めて重要な経験です。しかし、一方、その一秒は、実のところ、「空虚な一秒」でもあります。

一秒は重要な時空間ですが、同時に、その一秒は、空虚な一秒でもあります。「『一秒の美意識』は、『一秒の空虚感』でもある」、・・・人間は、このことを自分の人生経験を介して認識・理解できるようになったとき、美の存在の面前で、素の心で、そっくりそのままの形で捉えられるようになります。

英語音声講義

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⇒ 55秒で体験具現できる「銀座書斎で経験する優雅な一秒一秒」(英語音声講義)

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⇒ You are experiencing your future just now momentarily.(英語音声講義)

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