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銀座書斎と松ヶ岡文庫

2019-02-24

銀座書斎は、東京・銀座3丁目の地に、わたくし生井利幸が開設した学問所です。銀座書斎は、わたくし自身が、研究・執筆を行う書斎(研究室)ですが、同時に、わたくしに身を預け、自分を律し、日々、学問的に研鑽・鍛錬を続けている弟子たちの学問の聖域でもあります。

銀座書斎は、古代ギリシアの哲学者、プラトン(427-347B.C.)が、ギリシアのアテネ市北西郊外に創設したアカデメイア学園の「学問の精神」を基盤とする学問所です。2019年の現代に生きる日本人にとって、人類の学問の父であるプラトンについて想像することは簡単ではないでしょう。

一方、世界的仏教学者・鈴木大拙先生(1870-1966)が、北鎌倉に創設した松ヶ岡文庫が醸し出している「厳格、且つ、清らかな空気感」を想像すること、あるいは、同文庫付近を実際に訪れ、その空気感を体験することは可能でしょう。

松ヶ岡文庫は、鈴木大拙先生が中心となって創設した、仏教、特に、禅宗に関係する膨大なる書物・資料を保管している文庫。同文庫付近においては、まさに、銀座書斎が模範とする崇高なる空気感がそこに漂っています(同文庫は、仏教(禅宗)、または、関係領域の研究者等を対象とする文庫ですので、一般の訪問者が事前の手続きなしで施設の中に入ることはできません)。

■東慶寺内にある鈴木大拙先生の墓前にて

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■東慶寺から訪れることができる松ヶ岡文庫・入口

松ヶ岡文庫・入口

松ヶ岡文庫・入口

東慶寺内にある松ヶ岡文庫・入口から同文庫の施設(建物)を訪れるには、自分で門の扉を開け、山に沿って敷かれてある長い階段を上がる必要があります。但し、勇気を出して門の扉を開け、汗をかきながら、気の遠くなるほどの長い階段を上がるとき、訪問者自身、「世俗性からの完全分離」「心の中の清らかさ」の存否が問われます。山の中にあるこの長い階段が持つ深遠なる意味・境地は、心が貧しい訪問者には決して理解することはできないでしょう。

■「銀座書斎の厳格性・清らかさ」を維持するために行われている清掃活動
(第9回・銀座書斎入居ビル・清掃活動(2019年2月23日(土))を行う弟子・H.K.さん)

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東京・銀座に構える銀座書斎は、北鎌倉の松ヶ岡文庫が醸し出す「厳格、且つ、清らかな空気感」を模範とし、常日頃からこの空気感を維持し続けるために全力を尽くしています。現在、わたくしの下で自分を律し続け、学問における研鑽・鍛錬の道を歩み続けている弟子たちは、まさに、身を挺して、「銀座書斎の厳格性・清らかさ」を維持するために様々な活動を行っています。

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