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炊煙の威力

2023-01-23

炊煙の威力

何も感じない
何も想像しない
何も考えない
それ故、何もしない

このような時の過ごし方は、
悪い意味で、”時間の無駄遣いの極致”

怠惰が齎す生産性のない負の時間
この時間は、決して忿怒の時間ではない

忿怒は、しばしば時空を超越する
その理由は、
激情から湧き出る憤りに”際限”などないからだ

際限のない忿怒は、
無意識のうちに”時空の壁”を突き破り、それを越える
だが、怠惰が、時空の壁を突き破ることはない

情感は、人を動かす
動かないのは、情感が欠落している証

人は日々、
炊煙を立てる

力が出ないとき、
炊煙に顔を近付けてみる
いや、近付けるだけでなく、
その中に顔を入れてみる

人が人であるならば、
煙の中に顔を入れたとたん、一瞬にして目を覚ます
そして、”こうしてはいられない”と考え、
奮起し、動き始める

新たな芽生えには、土と水が必要
しかし、時として、煙が威力を発揮する

今、想像してみよう
炊煙には、
”煙の形状以上の意味がそこに内在する”、ということを

炊煙は、
元来、竈の煙

竈は、昔から、
人々に、”やる気”と”力”を与えてきた食の基盤となる場所

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