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138億年前のビッグバン(宇宙の誕生)まで遡り、「”微生物”(microbe)としての人間」を哲学する

2018-02-14

2018年現在の宇宙物理学においては、ビッグバン(big bang)による「宇宙の誕生」は、およそ138億年前と推定される。地球の誕生は、46億年前と推定。その後、地球が歩んできた時間的空間において「人類」(mankind)が”独自の進化”に入ったのは今から約800万年から500万年前である。

現在における人類学・考古学における研究では、最古の人類は「猿人」、即ち、エチオピアで発見されたラミダス猿人(Australopithecus ramidus)。後に発見されたアウストラロピテクス=アファレンシス(Australopithecus aphalensis)もエチオピアで発見。その後、更新世(約170万年~1万年前)に入るころに「原人」、ホモ=エレクトス(Homo erectus)がアフリカに出現(原人の脳の容積は猿人の2倍(1,000ccほどの容積))。原人は、「旧人」、ホモ=サピエンス=ネアンデルターレンシス(Homo sapiens neanderthalensis、通称、ネアンデルタール人と呼ばれる)へと進化。ネアンデルタール人は、12万年前から3万5000年前において、ヨーロッパから中央アジアに至るまで広域にわたって存在(脳の容積は1,300~1,600ccほどであり、この容積は現代の人類とほぼ同等)。

約6万から5万年前には、人類最初の「新人」(新生人類)、いわゆるホモ=サピエンス=サピエンス(Homo sapiens sapiens)が出現した。この時点で、新人の骨格や顔の形は、現代の人間とほぼ同等のものとなった。新人が使用する「石器の技術」は、少しずつ進化し、人類は後期旧石器時代に入った。その後、やがて集落が生まれ、少しずつ、世界の至る所に文明が開化。紀元後2018年に生きる我々現代人は、この超・原始的集落を、所謂、「原始的人間社会の起源」(the origin of primitive human society)と捉えることができる。

◆読者の皆さんへの提言
2018年を生きる今、46億年前の地球の誕生、さらには、138億年前のビッグバンまで遡って「人間存在」(the existence of human beings)について深い思索を試みると、今現在、太陽系の中に浮かんでいる惑星の一つであるこの地球に存在する小さな島国で生息する自分自身について、「実に取るに足りない、『微小極まりない点』以下の”微生物”(microbe)である」という真実がわかってきます。

人間は、地球を覆う大気圏(the atmosphere)の外に出てしまうと、単独で生きていくことはできない存在者です。皆さん、今、「自分が大気圏の外に出てしまったら一体どうなるのか」ということを想像してみてください。この想像を試みると、最も地に足の着いた方法で「人間存在の真実」について哲学することが可能となり、明日からというよりも、今日の今現在から、「人生、いかに生きるべきか」という、人間としての根本問題を考えるための確かな道筋が見えてきます。

英語音声講義

⇒ 138億年前のビッグバン(宇宙の誕生)まで遡り、「”微生物”(microbe)としての人間」を哲学する(英語音声講義)

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