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英知の果て

2022-11-14

英知の果て

人は通常、慣れていない道を通るとき、
その道幅が広いほうがよいと考える

道の幅
広いほうがよいのか、それとも、
狭いほうがよいのか

究極の境地を目指す人の道の幅は、常に狭い
しかも、前に進めば進むほどに、道の幅が狭くなる

前に進むほどに狭くなる道を歩む人は、
前に進むために命をはる

道は、前に進めば進むほど狭くなるが、
道の両脇と上下を見ると、
前に進めば進むほど、途轍もなく広大な英知の時空間が広がっていく

この、“広大なる英知の時空間”
この、“地域を超越した普遍的英知の時空間”
この広さとその様相について、現在の人類が、数字で正確に表すことは不可能だ

英知の時空間
そこに、果てはあるのか、
それとも、果てはないのか

日々、命で哲学する人は、
やがて、“人には、このことを考える特権が与えられている”という、
永遠不変の理法を知る

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