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読み物カテゴリ: ‘哲学への招待’

“cogito, ergo sum” theorized by René Descartes (1596-1650)

2019-08-02

A French mathematician and philosopher, René Descartes (1596-1650) theorized that “cogito, ergo sum” which means “I think, therefore I exist.”

This philosophical idea, “cogito, ergo sum” shall be widely performing as the basis of all of sciences you study energetically.

英語音声講義

⇒ ”cogito, ergo sum” theorized by René Descartes (1596-1650)(英語音声講義)

仏教学者・思想家、鈴木大拙先生との対話・・・鎌倉・東慶寺にて

2019-02-06

2019年2月3日(日)、わたくしは、鎌倉・東慶寺を訪れ、仏教学者・思想家、鈴木大拙先生(1870-1966)の墓前において、先生にご挨拶をしてきました(同日、東慶寺内にある哲学者・西田幾多郎先生のお墓も訪れました)。

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松ヶ岡文庫・入口

松ヶ岡文庫・入口

◆鈴木大拙先生のことば

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注)
『日本的霊性』/『鈴木大拙全集[増補新盤]』第8巻112頁から引用。鈴木大拙館作成・配布(石川県金沢市)。

仏教の祖、ガウタマ・シッダーサ (生井利幸による、仏教・英語音声講義)

わたくしには、寺を訪れると、自己の精神性の中で、仏教の祖、ガウタマ・シッダーサと対話をする習慣があります。

⇒ The enlightenment experienced by Gautama Siddhārtha(仏教・英語音声講義)

鎌倉・東慶寺にて、京都学派の祖、哲学者・西田幾多郎先生とお話をしてきました。

2019-02-03

2019年2月3日(日)、時間を捻出し、鎌倉の東慶寺を訪れ、京都学派の祖、哲学者・西田幾多郎先生の墓前にて祈りを捧げてきました。

鎌倉・東慶寺 西田幾多郎先生の墓前にて

西田幾多郎先生(1870-1945)は、日本における代表的哲学者であり、所謂、京都学派の創設者です。西田先生は、仏教・禅宗の境地、生の哲学、ドイツ観念論の論理を思弁的に統合した哲学者として活躍しました。

石川県で生まれた西田先生は、金沢の第四高等学校に入学。後に東京大学哲学科で学び、禅寺に参禅するために鎌倉に通い続ける日々を送ります。やがて、金沢の中学教師、第四高等学校教授になりました。

一方、座禅に専心するかたわら、深遠なる思索に没頭。1910年(明治43年)、京都大学に迎えられ同大学の教壇に立つ一方、田辺元、高坂正顕、西谷啓治、三木清などの哲学者・思想家を集めて「京都学派」を創設しました。主な著書としては、『善の研究』、『一般者の自覚的体系』、『無の自覚的体系』、『哲学論文集』などがあります。

本日は、西田先生の墓前にて、西田先生とお話をしてきました。そのお話の中の一つは、わたくしが創設した学問所である銀座書斎に於ける活動でした。

銀座書斎では、長きにわたるこれまでの啓蒙活動が実り、今、円熟期を迎えています。わたくしの弟子たちも、日々、自分を律し、全力で「世界レヴェルの英知・美意識の探究の道」を歩んでいます。

Convergent law

2018-12-17

Law of convergence is absolutely abstruse to grasp as for a deluge of people in the societies all over the world. You are really required to go through various philosophical experiences to systematically grasp this logic, namely, “convergent law.”

Hence, I simply lecture upon this abstruse logic for your better understanding this time.

英語音声講義

⇒ Convergent law(英語音声講義)

水と油

2018-10-14

2つの存在者があり、それぞれ互いに交じり合わない様相として、それを「水と油」と呼ぶことがあります。油は、可燃性の液体を指しますが、水との共通点もあります。それは、「油も水も、共に液体である」という事実です。

液体は、その類を問わず、上から下に流れます。例えば、川の水は、上流から下流へと流れます。そこに、油が入ると一体どうなるでしょうか。水と油が同化することはありませんが、共に、上流から下流へと流れていきます。

2018年10月に入り、2019年を迎えようとしている今、日本社会がこのままでいいと考える人の数は、かなり少数でしょう。では、何か、日本の未来を考える上で、何らかの得策・ヒントはあるでしょうか。

この世の中は、言うなれば、異なる価値観が交錯する世の中。それはそれとして、受け入れなければならない真実です。では、いかにしてこの世の中を良くしていくことができるのでしょうか。

この問題について考えるとき、川の流れ、即ち、「どのような成分を持つ液体でも、液体が液体である以上、上流から下流に流れる」という周知の事実に、この問題について考えるためのヒントがあると、わたくしは捉えます。

「勉強する目的」について考える

2018-09-23

すべての動物には、「本能」があります。動物は、食べるため、そして、生き残るために食べます。

同じように、人間にも、「本能」があります。人間も、他の動物と同じように、毎日、食べていかなければ、生きていくことはできません。しかし、人間には、本能だけでなく、「知能」もあります。知能は、「何らかの知的行為」を行う上で使う能力です。したがって、毎日、人間が生きるということは、毎日、知能を使うということでもあります。人間が知能を使う、それは、「人間は、知能を使い、より知的になる宿命を持っている」という意味を成します。

わたくしは、講演・講義等で、「人間が生きるということは、毎日、勉強することである」という趣旨のことを講じています。しかし、毎日、勉強するといっても、勉強のための勉強では、何ら、意味を成すことはありません。「人間は、一体何のために勉強するのか」、・・・これは、勉強における根本的問題です。

勉強は、勉強のためにするのではなく、「人間の幸福・発展」のためにするものです。もう少し具体的に言えば、「勉強は、人間愛、そして、人類愛を探究し、それを実現する」ためにあります。

人間は、このような「勉強における基本的方向性」を持ち続けるならば、常に、正しい方向に向けた勉強をすることができるに違いありません。

「生まれた」(be born)という“受身”の生の意味

2018-03-19

すべての人間は、この地球に生まれ、特定の国で教育を受け、やがて労働に従事する。「働く」という行為は、それ自体がどのような労働であっても、それを“真摯なる精神”で行うことにより、そこに「ある種の“尊厳性”(dignity)」が生まれ、人間は、徐々に、その尊厳性の中に「自身の働き甲斐・生き甲斐」を見い出すようになる。

世界のどのような人間においても、労働に労働に重ね、やがて“働き盛りの絶頂期”を経験し、その後、「自分の可能性における“限界”(limit)」について、確かな実感としてしみじみと感じ取るその日が到来する。

人間は、その限界を、地球に存する一個の存在者として、「この地球に生まれた」(was born here on the earth)という如き「『受身』としての存在者」として、「自分の存在の価値についての“意味づけ”」に関心を抱くようになる。そして、人間によっては、毎日試みる深い思索を介して、「真の意味において『自己を実現する』ということは一体いかなることを指すのか」という問題について自分なりの答えを導き出していく。

この答えを導き出した人間は、自分自身における人生の終焉を迎えるその日まで、「自分の存在の価値についての“意味づけ”」の具現(実現)に的を絞り、出し得るエネルギーのすべてを、「その“意味づけ”」の具現に向けて、世界で唯一無二と明言できる自己実現法を樹立するための厳格道を歩むようになる。

世界で唯一無二の自己実現法をしっかりと樹立するには、まず第一に、既に用意・準備されている「暖衣飽食の生活環境」を自らの意思で放棄することが必要不可欠である。“勇気を持って勇敢に”、自ら、自分自身を困難な環境に身をおき、日々、困難・苦悩と闘う日々を送ることが求められる。

人間は、日々、困難・苦労と真正面から向かい、“勇気を持って勇敢に”闘う日々を経験して初めて、「人間には一体どうして『理性』が賦与されているのか」という如き、人間存在の根本の根本としての究極的問題について「腹」で哲学することができるようになるのだ。

人間は、「人間には一体どうして『理性』が与えられているか」という如き究極的問題を「腹」で哲学する日々を続けると、人間は、やがて、”air saturated with reason”(理性で構築された空気感)の生み出し方、維持の方法、そして、その空気感を存分に満喫する方法について悟るようになる。

英語音声講義

⇒ 「生まれた」(be born)という”受身”の生の意味(英語音声講義)

大気圏(the atmosphere)の存在の意味

2018-03-05

すべての人間には、「理性」(reason)が賦与されています。私たち人間は、日々、この「理性」を使って様々な事物・問題について考え、妥当な判断をし、そして、行動しています。本稿では、地球を覆う「大気圏」(the atmosphere)の存在を大前提として、「人間は、宇宙に浮かぶ一個の惑星の中に生息している存在者である」、そして、「人間は、地球という惑星の“大気圏内”でないと生息できない存在者である」という真実について考えてみましょう。

「大気圏」とは、言うまでもなく、地球の周りを囲む気体の総体を指します。大気圏には、空気の5分の4を占める窒素(nitrogen)、空気の5分の1を占める酸素(oxygen)、その他、微量ではあるが、水素、アルゴン、二酸化炭素、オゾン、ヘリウム等が含まれています。

体積としての空気の比率は、窒素4(78.10%)・酸素1(20.93%)の割合です。この比率は、地上から高度80km付近までほとんど変わりません。言うまでもなく、大気圏は、太陽の放射線から地球上の植物・生物を守り、同時に、地球表面の温度を(植物・生物等にとって)“適切温度”にする役割を果たしています。私たち人間において最も重要な認識事項の一つは、一事が万事において、「人間はこの大気圏の中に生息している」という“周知の事実”です。

前述の、「大気圏の中に生息している」とは、表現を換えると、「人間という動物は、『大気圏』(the atmosphere)という保護圏域において、理性的存在者として、“自らの意思で”一秒一秒呼吸している」という様相・有様を意味します。宇宙空間に存在する「地球」「人間」について以上のような捉え方を思索の基盤とし、今再び、「人間に賦与された理性」(reason given)について捉え直してみると、「人間存在に関する問題に内在する本質」について探究するための道のりを歩むことができます。

「時間とは何か、空間とは何か、人間は一体何者なのか」・・・138億年前の宇宙の誕生から、46億年前の地球の誕生、800万年~500万年前の最古の人類の出現を手掛かりに

2018-02-19

本稿では、読者の皆さんと共に、宇宙物理学・宇宙科学を出発点として、学際的に、「時間とは何か、空間とは何か、人間は一体何者なのか」という“人間存在に於ける根本問題”について考えていきたい。

1948年、ジョージ・ガモフ(George Gamow, 1904-1968))は、”big-bang theory”(ビッグバン宇宙論)の基礎理論を発表。現在の科学は、ビッグバン宇宙論では、宇宙の誕生は、138億年前のビッグバン(大爆発)をその起源とするが、これを科学として最初に提唱した学者がガモフである。ガモフは、ウクライナ出身の理論物理学者。1934年にアメリカに移り、ジョージ・ワシントン大学、及び、コロラド大学で研究・教育に従事し、原子核物理学の発展に寄与した学者である。

宇宙物理学では、宇宙は、時間・空間・物質エネルギーもない無の状態から、所謂、「プランク時間」と呼ばれる『一瞬』のうちに起こったものとされる。この「プランク時間」は、通常の物理法則で成り立つものではなく、『この一瞬』は『“超越的”一瞬』(“transcendental” moment)である。プランク時間は、1秒の1000兆×1000兆×100兆分の1秒という如き、『“超越的”一瞬』である。

ビッグバン理論に於いては、宇宙は、138億年前、時間・空間・物質エネルギーのない「無」の状態からプランク時間が起こり、一瞬にして加速膨張。超越的高温・超越的高密度の中で膨大なる素粒子が発生。その後、クオークが結合して陽子・中性子が生成(温度は1兆度)、陽子と中性子が結合すると、水素・ヘリウムの原子核が生成(温度は10億度)。38万年後、空間に於いて光が直進(温度は3000度)。10億年後には、銀河や惑星が形成され始めた。宇宙空間に於いて、銀河は、2000億から4000億個以上あると推定され、太陽系(the solar system)がある銀河系には、2000億個以上の星が存在。銀河系は、直径10万光年。銀河系の中心には”bulge”(楕円状に膨らんだ中心部)が存在し、このbulgeから太陽系まで2万5000光年の距離がある。

太陽系の中の「地球」(the earth)が誕生したのは46億年前。「人類」(humankind)が独自の系統性を歩み始めたのは800万年~500万年前。エチオピアで発見されたラミダス猿人は、類人猿とは異なる「猿人」(Ape man)であり、この「猿人」の出現を、地球史最古の人類(の一形態)であると推察できる。170万年前にはアフリカに「原人」が出現。原人の脳容積は、1000cc程度であり、猿人の2倍である。原人が進化すると「旧人」が出現(40万年前)。その後、旧人が進化して「新人」(現生人類)が出現。アフリカで発見された新人(Homo sapiens sapiens)は6万~5万年前に出現。顔の形、骨格等、現代の人間とほとんど変わりはない。1万年前には、更新世(氷期と間氷期)の終焉を向え、地球は温暖になり、完新世(地質的現代)に突入。地球上の氷河が減少し、陸地は、現在の地球とほぼ同じ状態となった。

英語音声講義

⇒ reason supernaturally given to human beings(英語音声講義)

138億年前のビッグバン(宇宙の誕生)まで遡り、「”微生物”(microbe)としての人間」を哲学する

2018-02-14

2018年現在の宇宙物理学においては、ビッグバン(big bang)による「宇宙の誕生」は、およそ138億年前と推定される。地球の誕生は、46億年前と推定。その後、地球が歩んできた時間的空間において「人類」(mankind)が”独自の進化”に入ったのは今から約800万年から500万年前である。

現在における人類学・考古学における研究では、最古の人類は「猿人」、即ち、エチオピアで発見されたラミダス猿人(Australopithecus ramidus)。後に発見されたアウストラロピテクス=アファレンシス(Australopithecus aphalensis)もエチオピアで発見。その後、更新世(約170万年~1万年前)に入るころに「原人」、ホモ=エレクトス(Homo erectus)がアフリカに出現(原人の脳の容積は猿人の2倍(1,000ccほどの容積))。原人は、「旧人」、ホモ=サピエンス=ネアンデルターレンシス(Homo sapiens neanderthalensis、通称、ネアンデルタール人と呼ばれる)へと進化。ネアンデルタール人は、12万年前から3万5000年前において、ヨーロッパから中央アジアに至るまで広域にわたって存在(脳の容積は1,300~1,600ccほどであり、この容積は現代の人類とほぼ同等)。

約6万から5万年前には、人類最初の「新人」(新生人類)、いわゆるホモ=サピエンス=サピエンス(Homo sapiens sapiens)が出現した。この時点で、新人の骨格や顔の形は、現代の人間とほぼ同等のものとなった。新人が使用する「石器の技術」は、少しずつ進化し、人類は後期旧石器時代に入った。その後、やがて集落が生まれ、少しずつ、世界の至る所に文明が開化。紀元後2018年に生きる我々現代人は、この超・原始的集落を、所謂、「原始的人間社会の起源」(the origin of primitive human society)と捉えることができる。

◆読者の皆さんへの提言
2018年を生きる今、46億年前の地球の誕生、さらには、138億年前のビッグバンまで遡って「人間存在」(the existence of human beings)について深い思索を試みると、今現在、太陽系の中に浮かんでいる惑星の一つであるこの地球に存在する小さな島国で生息する自分自身について、「実に取るに足りない、『微小極まりない点』以下の”微生物”(microbe)である」という真実がわかってきます。

人間は、地球を覆う大気圏(the atmosphere)の外に出てしまうと、単独で生きていくことはできない存在者です。皆さん、今、「自分が大気圏の外に出てしまったら一体どうなるのか」ということを想像してみてください。この想像を試みると、最も地に足の着いた方法で「人間存在の真実」について哲学することが可能となり、明日からというよりも、今日の今現在から、「人生、いかに生きるべきか」という、人間としての根本問題を考えるための確かな道筋が見えてきます。

英語音声講義

⇒ 138億年前のビッグバン(宇宙の誕生)まで遡り、「”微生物”(microbe)としての人間」を哲学する(英語音声講義)

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